【ラズパイケース】高質感のアルミニウム!FLIRCのケース紹介 (Raspberry Pi 4)
この記事では、Raspberry Pi 4用 FLIRC製のアルミニウムケースを紹介します。
このケースはアメリカはカリフォルニア州にあるFLIRCというメーカー製です。
ケースにバリ(加工時に発生するトゲトゲ)が残っていることも無く
非常に仕上がりがきれいで高級感があります。
Raspberry Piをパソコンとして使う際にはすごくおすすめのケースだと思ったので紹介したいと思います。
特徴
ボディの見た目
このケース、銀色のアルミニウムボディと黒色のABS樹脂パネルでできています。
黒色パネルはマットな質感になっていました。
アルミボディの質感はかなり高く、トゲトゲのバリも無いですし、樹脂パネルの質感も高いので、
全体的に高級感を感じます。
アルミボディはヒートシンクを兼ねていて、
Raspberry PiのCPUに内部で接触させることで熱を逃がしています。
そのアルミボディを黒の樹脂パネルでサンドイッチしている構造です。
上のパネルはアルミボディに爪で引っかかっているだけで、外すこともできます。
下のパネルはネジでアルミボディと固定していて、
Raspberry Piをアルミボディのヒートシンクに押しつける役割もしています。
下のパネルの裏にはゴム足が4カ所ついてるので、机の上に置いたときに音が少なく、安定感があります。
入出力端子
以下の画像の通り、入出力端子はRaspberry Pi 4 についている基本的なものはすべて使えます。
ただ、ケースがRaspberry Piを完全に覆っているので、
カメラ端子、ディスプレイインターフェース、GPIOはこのままでは使えないと思います。
なので、このケースはRaspberry Piを小型PCとして使う人向けですね。
付属品
付属品は以下の通りです。
- アルミボディ
- 表面樹脂カバー(アルミボディに爪で固定されている)
- 裏面樹脂カバー
- ネジ4本(M1のドライバーが合います)
- 熱伝導シート
組み立て
まず、次のものを準備します。
- Raspberry Pi 4 本体
- M1ネジに合う ドライバー(少し小さめのプラスネジです)
組み立て手順は以下の通りです。
- Raspberry Pi のCPUに熱伝導シートを張り付ける
- アルミボディをCPU接着面が熱伝導シートに合うようにかぶせる
- 裏面樹脂カバーをネジ位置が合うように重ねる
- 少し押し付けながらカバーをねじ止めする
ポイントは先にRaspberry Piをアルミボディにくっつけることです。
裏面樹脂カバーの上にRaspberry Piを乗せてからアルミボディを被せると、
CPU接着面と熱伝導シートを合わせるのが難しかったです。
以下、写真を使って詳しく解説します。
向きの確認
各パーツの向きを確認しておきます。
以下の画像の通り、色が同じ側をそろえて組み立てると合います。
熱伝導シートを貼り付ける
まずは青色の熱伝導シートをRaspberry PiのCPU(銀色のところ)に貼り付けます。
熱伝導シートの向きはどちらでも大丈夫だと思います。
アルミボディにRaspberry Piをのせる
次にアルミボディにRaspberry Piを乗せます。
このとき、ネジ止めできるように穴位置を合わせることと、
先ほど付けた熱伝導シートをアルミボディのCPU接着面に付ける点に気をつけてください。
また、映像端子類のコネクタをケースのコネクタ用の穴と合わせておくとよいと思います。
裏面樹脂カバーを取り付ける
次に裏面樹脂カバーをかぶせます。
ネジ止めできるように穴位置を合わせておきます。
熱伝導シートが柔らかいので多少ぐらぐらすると思いますが、ネジ止めするので問題は無いです。
ねじ止めする
最後に4カ所をネジ止めします。
少し樹脂カバーを押しつけてネジ止めします。
細かいことを言うと、下の画像の1,2,3,4の順にそれぞれ8割くらいネジを締めて
最後にもう一度1,2,3,4の順にネジ止めすると均等に締めることができます。
(あまり気にしなくても良いと思いますが・・・)
ネジ止めできたらコネクタ等にケースが干渉していないかを確認して完成です。
まとめ
この記事では最高にかっこいいRaspberry Pi 4用Flirc製ケースを紹介しました。
実際に購入して使ってみましたが、仕上がりが良く、非常に高級感のあるケースだと思いました。
ラズパイ用のアルミケースの中では一番かっこいいと思うので、ぜひ使ってみてください!