【Linux】Node.jsとnpmをUbuntuにインストールする方法【NodeSource】

この記事では、Node.jsとnpmをUbuntuにインストールする方法を解説します。
Node.jsとは?
Node.js(ノードジェイエス)は、サーバーサイドでJavaScriptを実行するためのプラットフォームです。もともとJavaScriptはウェブブラウザの中でしか動かなかったのですが、Node.jsのおかげでJavaScriptをブラウザの外(たとえばサーバー)でも使えるようになりました。
特徴をまとめると以下の表のとおりです。
特徴 | 説明 |
---|---|
JavaScriptでサーバー開発可能 | フロントエンドと同じ言語(JavaScript)でバックエンドも開発できる |
高速な実行 | GoogleのV8エンジン(Chromeにも使われている)で高速に動作 |
非同期(イベント駆動) | 多数のリクエストを効率よく処理できる(リアルタイムアプリに強い) |
npmが使える | 世界最大のパッケージエコシステム(=便利なツールがたくさん) |
Node.jsとnpmのインストール
インストール手順は以下の通りです。
- NodeSource PPA(Personal Package Archive)の追加
- Node.jsとnpmのインストール
- インストールの確認
まず、NodeSource PPAを追加していきましょう。
前準備として、curl
をインストールしていない場合はインストールします。
sudo apt update
sudo apt install curl
次に、インストールしたいNode.jsのバージョンに対応するセットアップスクリプトを実行します。例えば、Node.js 22をインストールする場合は以下のコマンドでPPAを追加することができます。
記事執筆時点では Node.js 22 がLTS(Long Time Support)となっていました。
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_22.x | sudo -E bash -
他のバージョンをインストールしたい場合は、setup_22.x
の部分をsetup_20.x
やsetup_24.x
などに置き換えてください。最新の利用可能なバージョンは、NodeSourceのGitHubページで確認できます。
PPAを追加出来たら最後にNode.jsとnpmをインストールします。
インストールは以下のコマンドで行います。
sudo apt install nodejs
これでインストールは完了です。
あとは正常に動作しているかを以下のコマンドでNode.jsとnpmのバージョンを取得して確認します。
node -v
npm -v
バージョンが返ってこればインストールは終了です。
まとめ
この記事では、Node.jsとnpmをUbuntuにインストールする方法を解説しました。
参考になれば幸いです。